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Fujikura News

電子・電装

2009年4月 No.333

携帯電話向けケーブルタイプRFIDアンテナの開発

携帯電話の非接触ICカード機能は、国内では標準で搭載されている機能であり、国外においても同様の技術であるNFC(Near Field Communication)が急速に拡大しつつあります。同機能は、電磁誘導方式を通信方式として採用しており、良好な通信を行うためには、十分なアンテナ面積を確保する必要がありますが、一方で、携帯電話の高機能化およびデザインの多様化により、実装部品には小型化、柔軟な設計自由度が求められています。 

当社で開発したケーブルタイプRFIDアンテナは狭い空間への実装が可能であるため、部品間の隙間に組み込むことができ、限られたスペースを有効活用することができます。 

また、当社ではケーブルの柔軟性に起因する形状の不安定さを軽減するため、ケーブル全体を覆い、形状の崩れを防止するケーブルホルダもあわせて開発しており、安定性を向上させています。このホルダ付きケーブルタイプのアンテナにより、携帯電話のデザインの多様化に寄与できるものと考えています。 

当社では高度なシミュレーション技術や測定技術を駆使して、ここで紹介したケーブルタイプ以外にも様々なアンテナアセンブリをお客様に供給しています。 

特長

  • 狭スペースに配線可能なケーブルタイプのRFIDアンテナとそのホルダを実現(図1、図2)
  • アンテナアセンブリのシミュレートおよび実測調査に対応(図3、図4)

ホルダ付きアンテナ外観とアンテナ断面

 

ホルダ付きアンテナ外観とアンテナ断面

アンテナ特性

 

アンテナ特性値(インダクタンス)の実測結果(図3)
アンテナ特性値(インダクタンス)の実測結果 (図3)

有限要素法のシュミレーション 

 

有限要素法を用いたインダクタンスのシュミレーション(図4)
有限要素法を用いたインダクタンスのシュミレーション (図4)