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CSR報告書

フジクラグループCSR報告書2011
環境パフォーマンス

環境負荷削減の取り組み

地球温暖化対策

地球温暖化対策と省エネ活動

当社グループでは、国内、海外生産拠点における生産量CO2排出原単位を2010年度は2009年度比生産性2%、オフィス1.5%の向上を目標にエネルギー効率向上に取り組んだ結果、CO2排出量原単位は3.1%の改善となりました。これは、当社グループの海外でのCO2排出量が2.3%増加したものの、国内では4%削減した結果、グループ全体でCO2排出量は2009年度と同量のまま、売上が増加したことが主な要因となっています。又、東日本大震災後の生産体制の短期復旧を果たしたことにより生産性原単位の低下を最小限に防いだことも効果がありました。

2007年度対比では当社グループ2010年度のCO2総排出量は約12%減少しましたが、原単位では売上減の影響を受けて11%の増加となりました。

2011~2015年度はCO2排出量総量削減目標として、国内は1990年度比17%削減、海外は排出量の削減目標を2012年度までに設定して、生産性は毎年3.5%、オフィスは毎年1.5%のエネルギー原単位の改善に取り組みます。2009年度から省エネ法の改正により、これまでの国内事業所単位のエネルギー管理をさらに事業者単位で管理することが義務づけられました。エネルギー使用量の少ない営業所や支店等も含めた方策として、ECO-PASS(環境情報収集システム)によるエネルギー使用量の見える化を活用し、省エネ事例など拠点間の情報の共有化を進めると共に、拠点相互の省エネ診断の実施などによりエネルギー消費の削減を積極的に進めます。

単体 CO2排出量推移

グループ CO2排出量推移

省エネ事例

空調機更新による脱化石燃料

第一電子工業(株)の工場・倉庫の空調機の更新に伴い、氷蓄熱による冷房方式の採用、及び暖房用ボイラーの廃止により重油の使用量を削減して、年間47トンのCO2を削減することができました。

省エネ事例

二酸化炭素排出量

環境配慮導体サイズの設計検討・調査活動

当社では(財)日本規格協会(JSA)、(社)日本電線工業会と協力の上、電線導体サイズアップによるCO2削減の検討を2009年度より開始し、2010年度には佐倉事業所で実際に使用している低圧配電線路でのモデル検証試験を行いました。

これは、需要家の受電端から各負荷端までの低圧ケーブルにおける通電ロスの削減を目指す取り組みです。通常、電線の導体サイズ選定は流れる電流を許容できる最も細いサイズの電線を選択しています(イニシャルコストミニマム)。このイニシャルコストは導体サイズが大きくなるほど増大するのに対し、通電ロス分の電力料金(ランニングコスト)は導体サイズが大きくなるほど減少します。イニシャルコストにランニングコストを足したトータルのライフサイクルコストが最小になる導体サイズを選定することにより、長期的なCO2排出量の削減を目指すものです。今回の検証試験により、モデルとなった低圧配電線路において2.2%の通電ロスの削減効果により年間4.2tCO2の削減が確認されました。この結果を基に、当社グループでの省エネ・CO2排出量削減に活用していきます。

環境配慮導体サイズの設計検討・調査活動

2011年夏期の電力使用制限への対応

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により東京電力及び東北電力管内の電力の供給力が大幅に減少し、政府は電気事業法第27条に基づき、7月1日から大口需要家に対して原則15%の電力の使用を制限しました。対象となる当社グループ各拠点は、制限された供給電力の中で生産体制を維持するための対応を実施することにより、積極的な社会貢献と、省エネによるCO2排出量の削減に取り組んでいます。

主な対策

  • 休日、夜間への勤務シフト
  • 空調設定温度の見直し
  • 遮光対策やグリーンカーテンによる空調電力低減
  • 氷蓄熱空調システムによる夜間電力の活用
  • エレベータの高効率運転
  • 設備、装置の待機電力削減

遮光シート

遮光シート

グリーンカーテン

グリーンカーテン

グループでライトダウンを実施

私たちは、今回初めての取り組みとなる当社グループでのライトダウンを実施しました。6月22日の「夏至の日」と7月7日の「七夕の日」(クール・アース・デイ)の2日間で、夜7時から「会社」と「家庭」の両方の消灯による“ひと時の小さなやさしさ”を地球にプレゼントしました。今回のキャンペーンは、当社では本社や事業所、営業所など約20拠点、グループ会社は国内、海外のグループ会社約80社に呼びかけ、多くの会社や社員の参加がありました。私たちは、このライトダウンで、地球環境へのやさしいだけでなく、家族や友人との大切なコミュニケーションのための時間とすることも同時に呼びかけました。

灯りがある生活に慣れ、その有難さを忘れがちな私たちです。灯りを消すことでその有難さと、地球環境を守ることの大切さと家族や友人とのコミュニケーションの大切さを再認識する“特別な夜”となりました。

本社ビルのライトダウン

本社ビルのライトダウン

木場R&Dセンターのライトダウン

木場R&Dセンターのライトダウン