株式会社フジクラ

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環境

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水リスクへの対応

 OECDの報告によると、グローバルでの人口・経済活動増加で水需要が+55%増加することが予想されており、かつ気候変動による水不足によって、危機的な状況が予測されています。フジクラはこれに対応するために環境長期ビジョンのチャレンジ項目として「工場の水使用の最小化と排水管理」を掲げ、使わない、繰り返し使う、きれいにして自然にもどすを合言葉に活動を進めていきます。

水リスク対応の指針

 環境長期ビジョンを受けて、環境管理指針5版では、国内連結対象会社において、水使用原単位を前年度比1%以上削減の目標を掲げ、節水、循環利用、漏えい対策等を進めていきます。

水リスク領域とグループの事業展開

 国連世界水アセスメント計画(WWAP)は「世界水発展報告書2016(The United Nations World Water Development Report 2016)」のなかで、国連食糧農業機関(FAO)のデータベース「AQUASTAT」をもとに2014年現在の人口一人当たりの水資源賦存量から水需給に関する逼迫の程度(=水ストレス)を分析しています。この人口一人当たりの水資源賦存量はその国の水の逼迫の程度を図る上で認知された指標としつつも、大規模国家における地域的な偏差や越境水、季節的な需要と供給のバランスなども考慮すべきとして、流域別で水ストレスの度合いを分析するなど、更なる検討が進められています。
 図は2014年のデータですが、アフリカ、中国、インド、ヨーロッパなどで水リスクが高まっています。フジクラグループは、中国、インド、ヨーロッパに事業展開しており、今後、水リスクへの対応が必要になってきます。

※水ストレス:農業、工業、エネルギー及び環境に要する水資源量は年間一人当たり1,700m3とされ、利用可能な水の量が1,700m3を下回る場合は「水ストレス下にある」状態、1,000m3を下回る場合は「水不足」の状態、500m3を下回る場合は「絶対的な水不足」の状態を表すとされている。

国土交通省「平成28年版 日本の水資源の状況 P106 第8章 水資源に関する国際的な取組」

水リスク領域
出典:国土交通省「平成28年版 日本の水資源の状況 P106 第8章 水資源に関する国際的な取組」
http://www.mlit.go.jp/common/001177473.pdf

グループの事業展開

グループの事業展開

グループ拠点の水リスク

 2011年タイにおいて、50年に一度とも言われる洪水が発生しました。フジクラグループにおいても、大きな被害を受けましたが、これを教訓に製造拠点の分散化、防水壁の設置など、対応を進めています。

2016年度の取り組み

取水量

国内、海外での総取水量、水源別取水量を図1、2に示す。

図1:総取水量

図2:水源別取水量

使用量削減

 水使用量は国内、海外とも2015年度よりも2016年度が減少しています。水源別では、井戸水が微増で、上水、工業用水とも減少しています。国内では、総使用量で15年度比1.1%の削減がなされています。

グループの取水と環境影響

 取水による著しい環境影響は認められていません。

CDPウォーターへの回答

 2016年度より、CDPから水への回答が求められ、国内事業所に限定し回答しました。2015年度からの変化として、2016年度は、事業の再編があり、従来スコープに入っていなかった事業所が組み入れられ、水使用量が増加しました。2016年度当該事業所には指導を行い、現時点で着実に使用量の減少が認められます。2015年度石鹸水の外部流出がありましたが、2016年度に当該事業所を含め、pH、濁度、油分の常時監視装置の設置が進んでおります。今後は、国内拠点に対する水リスクに対する危機感の啓蒙、海外拠点については取得データの正確性の向上を目指します。

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