フジクラは、タイの最大手電気通信事業者のTOT Public Company Limited(*1)(以下、TOT社)から、プーケット島における3,200戸加入のFTTH(Fiber To The Home)システムを受注いたしました。
このプロジェクトはTOT社が政府のICT政策に則り、超高速ブロードバンドシステムの推進計画の一環として計画したもので、観光地として有名なプーケット島を最初のモデル地区に選定し、公開入札により納入業者を募集しておりました。
フジクラは現地のItalian-Thai Development社(*2)とSiam Fiber Optics社(*3)とが組んだコンソーシアムに参画し、トリプルプレーが可能なGE-PON(*4)技術をベースにシステム提案を行い、技術的優位性と日本での実績が認められ、このたびシステムサプライヤとして選定され、契約を完了いたしました。
契約内容は3,200戸の加入者(一戸建て、リゾートホテル、オフィスビル含む)に対して、光ファイバを直接、各戸に引き入れる本格的なFTTHシステムで、アクセス用光ファイバケーブル、GE-PON装置、関連NW装置と接続部材、宅内用配線部材、施工一式が含まれるフルターンキーです。伝送方式としては、画像、IP電話、超高速インターネットの3つの信号を1本の光ファイバで行うGE-PON方式で、本方式の商用サービスへの採用は東南アジアにおいては、TOT社が最初の例となります。
尚、本GE-PON技術の提案、納入にあたっては、GE-PONの標準化を先導し、光アクセスサービスで豊富な導入経験をもつ日本電信電話株式会社殿のご協力を得て、三菱電機株式会社の製品を採用しております。
(*1)TOT Public Company Limited社
2002年に旧TOT(Telephone Organization of Thailand)より新組織に変更されたタイ国内最大手通信業者
(*2)Italian-Thai Development社
タイ・バンコクに本社を置く大手総合コントラクタ
(*3)Siam Fiber Optics社
1997年にタイのケーブル製造会社とフジクラで設立した、本社をバンコクにおく光ケーブル製造会社
(*4):GE-PON
「IEEE 802.3ah」規格として標準化された光ファイバで、双方向で1Gbpsの通信速度を実現する伝送方式 |
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